これで、一年間ロ−テ−ションを守れれば、という期待と願望が入り混じる。
将来を占う大事な一年、ということになるだろう。もう少し見ないと、という感じ。
斉藤佑樹に対する評価には、いまだ多くの戸惑いが見られるように感じる。
いい例が、ネットで去年の入団時の記事をみてみると、まさにすざましいばかりの
様相だ。
ひどいものになると、人気先行、人寄せパンダ、実力のないアイドル、なんてもの
もある。どうせすぐにつぶれるさ、プロには通用しない、なんてのもある。
それが、素人の言葉遊びだったらまだしも、プロの解説者にもみられた。
そして昨年の6勝、今年はすでに4勝目。どうなんでしょう。
ここで、どういうわけか「異形」という言葉を思い出した。もともとは、
学生時代に読んだ小説「北杜夫著・異形(いぎょう)」から浮かんだのである。
内容は、全く関係のないものだが、言葉だけは浮かんだ。ここでいう異形とは、
超個性的な、ふしぎな、解説者泣かせ評論家泣かせの選手ということである。
解説者の代表格と言えば、野村克也元監督である。ID 野球という言葉に代表される
あの人だ。
ただ、デ−タ重視の人は、異形の人に出会った場合、評価が難しいのではないか?
野村監督のもとだったら、変則フォ−ムの野茂英雄や、振り子打法のイチロ−や、
はたまた一本足の王なんて選手は、育たなかったのではないか、そんな気がする
のだ。
斉藤佑樹についても、これまでの投手と違うのかもしれない、なんて思ったりする。
だいたいが、対戦した打者からして「たいしたことはない、打てそうだ」なんて
いいながら、叩けないでいるのだから。
最近の野球好きの人は、野村流の考え方の人が、もしかしたら多いのかも?
その目でみれば、異形の成功者はありえない存在なのだから、ひ弱な斉藤が勝てる
わけないじゃん、となる。
ちょっと、独断と偏見が過ぎたかも。どうなんでしょう?


